【WLEN7様リクエスト】
蝋燭の炎（＝命の灯？）を見つめながら涙を流す女性…
は、他のレイヤーでの姿を見る限りでも少女の母親でしょう。
ここまでの通常レイヤーはみんな涙を流している…(´；ω；｀)
幸せだった一家の悲劇の物語ですからね。。。
と… 前回記事を投稿した時までは、
仮面の男性によって一家が崩壊してしまったストーリーだと思っていました…が、
画像を作りながら、ムビの中盤の固定レイヤーの速いカットインまでちゃんと見てみたところ、
この物語は、もしかしたら…
主人公一家を排除しようとした街の人々への復讐劇？
つまり、燃えているのは家族三人ではなく街…？
仮面の男性はその復讐の手助けをした、一家の協力者的立場の人間という見方ができそうです。
男性の黒ずくめの風貌と蝋燭は黒魔術（禁忌の魔術）を連想させ、
中盤の固定レイヤーのモノトーンの三人のシーンは、母親と少女が男性に助けを求めていると言うか、密談している…？
普通に客人をもてなしているような和やかな雰囲気ではないですよね。
この時に父親が居ないのは、街の役人か何かに連行されてしまっているから？
父親が連行される様子も、中盤の固定レイヤーのラフスケッチ(not宇野さん)のアニメーションで描かれています。
その固定レイヤーの冒頭では一家が街に引っ越して来た描写があり、
余所者を受け容れない閉鎖的な街なのか、まるで指名手配犯扱いの一家の写真に、
「to exclude」(＝排除する)の文字が…
父親は連行され、母娘は民衆から迫害を受け、目を覆いたくなる理不尽な仕打ちの数々…(´；ω；｀)
そして先述した母娘と男性の密談のシーンの出だしで、有名な文章が書かれた一瞬のカットインを確認しました…
「an eye for an eye and a
tooth for a tooth」
言わずと知れたハンムラビ法典の復讐法の一文、「目には目を、歯には歯を」
「Painful Fate」ムビ初見時は、不慮の事故もしくは一家心中で家族が焼失・消失するストーリーかと思いましたが、
今一つレイヤーの描写の辻褄が合わず、特に最後の固定レイヤーの男性の微笑みが謎だったところ（てっきり、サイコパスな放火魔かと…）、
実はダークヒーロー的な存在だったりしたら…カッコイイ。さすがT田さん。
これはこれで、ゾクゾクしますよね…。
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