【IIDX】ZENDEGI DANCE・その2


「このコラボレーションが熱い!特集」再版

「DELABITY LABORATORY」略して「デラボ」イベ上における解禁順とサントラの楽曲収録順は一部異なり、
FLOOR1の初期出現曲4曲のうち3曲の穴譜面(意味深)を解禁してからの出現となる「ZENDEGI DANCE」。
公式曲紹介で語られている、ARMさんの好きなSF「ZENDEGI」(ゼンデギ)とは…
(以下、出版社(not「弐寺出版」w)の公式販売ページからの一部引用)
現代SFを代表するオーストラリアの作家グレッグ・イーガンの2010年の著作
「技術が人を解放し、人の意識を奴隷にする」
あらすじ:
記者のマーティンは、イランで歴史的な政権交代の場に居合わせ、技術が人々を解放する力を実感する。
15年後、余命を宣告された彼は、残される幼い息子を案じ、ヴァーチャルリアリティ・システム〈ゼンデギ〉の開発者ナシムに接触する。
彼女の開発した脳スキャン応用技術を用いて〈ゼンデギ〉内部に〈ヴァーチャル・マーティン〉を作り、死後も息子を導いていきたいと考えたのだが…。


すなわち「コンピューターおばあちゃん」ならぬ、「ヴァーチャルおとうさん」。
書評家の間ではグレッグ・イーガンのSFは「ハードSF」(しかも超ハードなやつ)などと評されているそうです。
ハードSF…「ハードSM」みたいw
とか思ってしまいましたが、これもAIのストーリーだったとは…
読書が苦手な私が本編を読む機会は一生無いだろうと、書評家のネタバレ込みのブログ記事等であらすじを読んでみました。
詳細はそのようなブログを参照いただくとして、ネタバレを読んだ上でもなかなか興味深い内容でした。
それにしても「HARD BRAIN」「Visterhv」(と、「CODE:Ø」の世界観も遠くはない?)などなど、デラボ曲はAIテーマが多いですねw
AIというテーマとRootageのインテリな雰囲気は重なりますし、RootageのUI自体が電子図書館みたいなイメージ。
「ZENDEGI DANCE」に関しては小説が元ネタという時点でRootageのコンセプトにアジャストしている楽曲と言えます。
そんな「イランがパッカーン!!」な物語、中盤固定レイヤーのお父さん(マーティン)の脳スキャンの描写も小説からの具象表現だったのですね。
画像中央の女性がヴァーチャルリアリティ・システム〈ゼンデギ〉の開発者ナシム?、
で、画像右のラスト固定レイヤーはスマホ漬けになっている息子がヴァーチャル・マーティンに怒られているところ…
特に、不健全なスマホコンテンツを見たりしないようにちゃんと教育しないとですねw×18(R-18)
近未来世界が現代世界風に描かれているとしたら、「ヴァーチャル・マーティン」は息子のスマホの中にインストールされているとかの解釈もできそうです。


同じく中東舞台のサンホリさんの近作の曲の解釈の続きとか、
「Painful Fate」同様のtricoro汎用ムビ+T田さんレイヤーの作りに関しても書きたいのですが、長くなったのでまた適宜!×46(tri汎用+RTG)
そして、前回記事無課金ソシャゲイベ移植曲の汎用ムビ予想についてもまた…
さすが汎用ソムリエ様だと頷きました!×30(6th+10th+GOLD)